スパイファミリーは電通案件なのかどうか、気になる人は多いのではないでしょうか。
近頃、様々なアニメが放送されていますが、中には電通案件としてごり押しされるケースも多々あります。
去年アニメ化され、今年の秋から第二期、そして映画化もされたスパイファミリーも電通案件としてごり押しされたのか、興味があるのではないでしょうか。
この記事では、スパイファミリーは電通案件なのか、それ以前に電通案件とは何なのかなどについて解説していこうと思います。
スパイファミリーは電通案件なの?元々人気があった?
ワニくんが電通案件だと明らかになった今、電通から仕事もらってる同じ漫画家のやしろあずきや他の著名人がこぞって擁護し始めてるのがいかにも電通らしい
それでいてこのグッズの量でしょ?
このグッズが売れ残って大赤字になれば企画としてのワニくんも死ぬのでそれなら伝説になりそう… pic.twitter.com/xj3o7eercD
— チャー☆さん (@Char_star_sun) March 20, 2020
まずはスパイファミリーは電通案件なのかについて解説します。
結論から言いますと、電通案件とは言えません。
その理由はスパイファミリーはアニメ放送される前から書籍が多く売れていたからです。
スパイファミリーは去年の4月に放送されましたが、その時の発行部数は1700万部となっていて、かなり売れている分類になっていると言えます。
何百万部ならともかく、1000万部以上ならば、売れている漫画と言っても過言じゃありませんね。
スパイファミリーと同じように高い人気を誇っている鬼滅の刃はアニメ放送の時は350万部と、正直な話スパイファミリーの足元にも及びません。
そのため、スパイファミリーは電通案件ではなく、ちゃんとした売り上げの多さでアニメ化を勝ち取ったと言えるんじゃないでしょうか。
スパイファミリーは電通案件なのか?そもそも電通案件とは?
次は電通案件について解説していこうと思います。
先程から電通案件とは何なのかと思う人はいる筈。
そもそも電通案件とは広告代理店が行う販売戦略の事を指します。
正直な話、それ程人気がある作品でもないのにかなり人気がある作品ですよと露骨にアピールする事が電通案件と言えますね。
そのため、明らかにごり押しととれるようなやり方なので、批判が出る事もしばしばあります。
批判を言う人間からすれば、人気が無い漫画より人気がある漫画をアニメ化してほしいと思っている筈です。
更に金儲けのためにアニメを利用するなと言う怒りもあるのでしょうね。
ただ広告代理店からすれば、ごり押ししてでも売れて貰わないといけないから過剰になってでも売れてほしいのでしょう。
スパイファミリーは電通案件なのか?電通案件は悪い事ばかりではない
100日後に死ぬワニが電通案件だったことがばれて炎上してるけど、ただの4コマ的な漫画ここまでバズらせる電通やっぱすごいなw#電通案件 pic.twitter.com/6CX381jwVi
— はいせ偽 (@gameandjinro) March 21, 2020
上記の事を踏まえると電通案件は余り喜ばしくないと感じるでしょうが、悪い事ばかりでもないと思います。
電通案件だと発覚すれば、アニメを商売の道具にされたと思って見ない人もいる事でしょう。
しかし、電通案件であっても面白いと思えば見る事となると思います。
鬼滅の刃もアニメ化される時の発行部数は350万部だけでしたが、アニメ化された後はめきめきと人気が伸びてきました。
それはアニメが面白かったからであり、そのおかげで劇場版がかなりの興行収入を得る結果となったのでしょう。
電通案件は確かに売り上げを上げるための手段に感じるかもしれませんが、同時に新たなファンを得るための手段でもあります。
原作を見ていない状態でアニメの宣伝をすれば、面白そうなんだなと思って見るようになるでしょう。
そして見終わった後は続きはどうなっているんだろう、原作ではアニメ化された部分はどう描かれているのかと思い、購入する事で売り上げも増えます。
そのため、電通案件を行うと言う事は決して悪い事ばかりとは言えません。
スパイファミリーは電通案件なのか?そもそも電通案件とはのまとめ
今回はスパイファミリーは電通案件なのか、電通案件とは何なのかなどについて解説していきました。
電通案件は売れない漫画をアニメにするよと言うことをあたかも人気だとアピールする手段だと感じる人は今もいるでしょう。
しかし、裏を返せば人気が無い作品にも日が当たる可能性があると言う事にもなり、人気作品へと発展していきます。
そのため、電通案件は一部の人間にとっては良くない事ではありますが、また一部の人間にとっては良い事なので、どう思うかは人それぞれなのでしょう。