「ワンピース(ONE PIECE)」は1997年から「週刊少年ジャンプ」で絶賛連載中の尾田栄一郎作による大人気漫画です。
長期の連載で戦闘シーンも多いにもかかわらず、死亡キャラクターが少ない珍しい作品でも有名です。
過去の回想シーンでは死亡していたキャラはいましたが、物語の進んでいる中で死亡したキャラは、作品が始まって10年以上経ってからのことでした。
そんな「ワンピース(ONE PIECE)」ですが、ワノ国編では意外に死亡キャラが多いようです。
この記事では、「ワンピース(ONE PIECE)」の死亡キャラについてまとめています。
- 『ワンピースONE PIECE』で死亡したキャラは多いのか?
- 『ワンピースONE PIECE』死亡キャラ一覧
- ポートガス・D・エース
- エドワード・ニューゲート
- 霜月康イエ
- イゾウ
- アシュラ童子
- 黒炭オロチ
- 黒炭カン十郎
- ゴール・D・ロジャー
- ロックス・D・ジーベック
- フィッシャー・タイガー
- オトヒメ
- ゼファー
- くいな(ゾロの幼なじみ)
- ベルメール(ナミの育ての母)
- バンキーナ(ウソップの母)
- Dr.ヒルルク
- クローバー博士
- ニコ・オルビア(ロビンの母)
- ハグワール・D・サウロ(ロビンの恩人)
- トム(フランキーの育ての父)
- ポートガス・D・ルージュ(エースの母)
- ドンキホーテ・ロシナンテ(ローの恩人、ドフラミンゴの実弟)
- スカーレット(レベッカの母)
- サッチ(元白ひげ海賊団四番隊隊長)
- ヴィンスモーク・ソラ(サンジの母)
- マザーカルメル(ビッグ・マムの育ての親)
- 光月トキ(モモの助の母親)
- 光月おでん(ワノ国元大名、モモの助の父親、元白ひげ海賊団2番隊隊長、元ロジャー海賊団)
『ワンピースONE PIECE』で死亡したキャラは多いのか?
近年のワンピースでは、物語の進行中の死亡キャラや生存不明のキャラなどが以前に比べて増えてきました。
過去編を含めると意外に亡くなっているキャラは多いようです。
しかし、物語の進行中に確実に死亡したキャラクターは、実はそんなに多くないのです。
また、「ワンピース」の作者の尾田栄一郎さんの秘話の中に、おばあちゃんから「あまり人を殺すような漫画を描いたらあかん」と漫画家デビューする時に言われたそうで、それであまり人が亡くなるシーンは描かないようにしていたようです。
『ワンピースONE PIECE』死亡キャラ一覧
ポートガス・D・エース
エースは海賊王ロジャーの実の息子で、主人公ルフィの(兄弟の盃を交わした)義兄弟です。
ワンピースの死亡キャラと言ったら一番最初に思いつく有名なキャラクターですね。
白ひげ海賊団 VS 海軍本部のマリンフォードの頂上戦争で、ルフィを狙った赤犬の攻撃を体を張って守り、海軍大将だった赤犬に胸を貫かれて死亡しました。
エドワード・ニューゲート
白ひげ海賊団の船長のエドワード・ニューゲート。
72歳という年齢で病気でありながら、エースと同じ頂上戦争の前線で戦いました。
体の前の方は刀や銃の傷でボロボロになりながらも、後ろ姿は傷一つない状態で立ちながら死亡しました。強敵に一切背を向けない姿が本当にかっこいいです。
霜月康イエ
霜月康イエ(トの康)は、ワノ国・白舞の元大名でした。
オロチは、元大名である康イエを民衆の前で処刑して見せしめにしようとします。
国中の皆が注目している中「昨今、出回った判じ絵の札は自分が作った」と、言葉を残し銃殺されてしまいました。
この言葉によって、オロチに作戦が違ったと思い込ませることが出来、戦力がどんどん増えていきます。
イゾウ
おでんの家臣で、白ひげ海賊団16番隊隊長。お菊の兄のイゾウ。
鬼ヶ島の戦いで、相打ちの果て死亡しました。
アシュラ童子
おでんの家臣で、赤鞘九人男の1人だったアシュラ童子。
カン十郎が作り出した墨で描かれた偽おでんにより死亡しました。
黒炭オロチ
黒炭オロチは、おでん亡きあとワノ国で将軍に君臨していました。
カイドウに殺されたかと思きや、しぶとく生き残っていて、最後はカン十郎と傳ジローによって滅ぼされます。
黒炭カン十郎
黒炭カン十郎は、赤鞘九人男の一人で裏切り者です。
演技が非常にうまく、赤鞘九人男や仲間達をずっと騙していました。
鬼ヶ島の決戦で錦えもんとお菊と戦い、その傷がもとで死亡しました。
ゴール・D・ロジャー
ゴール・D・ロジャーはロジャー海賊団の船長で、海賊で初めてグランドライン制覇を成し遂げた人です。海賊でなくてもその名を知らない者はいないと言われるほどの人物でした。
ワンピースの冒険は海賊王ゴール・D・ロジャーの言葉から始まったと言われています。
ロジャーは海軍に捕まり処刑されたとされています。しかし墓がないことから「死亡してないのでは?」という考察もされていました。
ロックス・D・ジーベック
ロックス・D・ジーベックはロジャー海賊団の前に活躍していた海賊団の船長です。
ロックスは天竜人を殺して世界の王になることを企んでいました。
しかしゴットバレーにて天竜人の護衛であるガープ&ロジャーとの戦闘に敗れ死亡しました。
フィッシャー・タイガー
フィッシャー・タイガーは、タイヨウの海賊団初代船長でした。
人間の血を輸血するのを拒んだために死亡しました。
過去に航海の最中につかまり人間の奴隷にされたことがあり、それをどうしても許すことが出来なかったようです。
オトヒメ
オトヒメは、リュウグウ王国の王妃でフカボシやしらほしたちの親です。
オトヒメは魚人と人間との関係が良好になることを願っていましたが、彼女の考えに反感を持っていたホーディ・ジョーンズによって殺されていたことが明らかになりました。
ゼファー
ゼファーは元海軍大将で、すべての海軍兵を育てた男と言われたいます。
ルフィと戦ったのち最後はルフィとその仲間たちを逃がし、海軍に一人で立ち向かい死亡しました。
くいな(ゾロの幼なじみ)
くいなはゾロの幼馴染で、ゾロが幼いころ一度も勝てなかった相手です。
ゾロと「どちらが先に世界一の大剣豪になれるか競争する」と約束をした翌日、階段から落ちて死亡したとされています。
ベルメール(ナミの育ての母)
ベルメールはナミの育ての親です。
アーロンはココヤシ村を占領し、村の民からお金を徴収しようと「大人一人10万ベリー、子供一人5万ベリーを支払うように!」と村人に言い伝えました。
しかしベルメーナは10万ベリーしか持っていなく「ナミとノジコの子供二人分の10万ベリーしかない」と言って銃殺されます。
元々ナミとノジコは戦争孤児であり、実の子ではありませんでしたが、本当の子供の用に大切に育てていたことが分かります。
バンキーナ(ウソップの母)
バンキーナはウソップの母親であり、赤髪海賊団の狙撃手ヤソップの妻でもあります。
バンキーナはウソップが小さい時から病気で、そんな病気の母を元気づけるため「父が帰ってきた!」と噓をつき続けていました。しかし母は病気が原因で亡くなりました。
これがウソップの嘘の始まりでした。
Dr.ヒルルク
Dr.ヒルルクはチョッパーの育ての父でトナカイでありながら人間であるチョッパーを救った恩人です。
騙されても病人がいないと分かると涙を流して安心するという心の優しい医者でした。
Drヒルルクはもともと不治の病を患っており、その病気を治したいチョッパーが間違って毒キノコを採ってきてしまいます。
ヒルルクは猛毒が入っていることを知っていましたが、チョッパーの優しさを理解しそのスープを飲み干し、自分の研究用の液体を飲み干し、自分の死因はチョッパーの毒のせいではないことにし自害します。
クローバー博士
クローバー博士は、空白の100年やポーネグリフの研究をしていてロビンに考古学を教えていた先生です。
自分の仮説を政府に話したら、「知りすぎた...」ために殺されました。
ニコ・オルビア(ロビンの母)
ニコ・オルビアはロビンの母親で、クローバー博士と同じ空白の100年やポーネグリフの研究者でした。歴史研究は調べることすら罪なことのため、島ごと消されてしまいました。
ハグワール・D・サウロ(ロビンの恩人)
トム(フランキーの育ての父)
トムはフランキーの育ての父親で、ウォーターセブンの海列車を造った造船技師でした。
トムは海列車を10年で作れば海賊王の船を造った罪が免れることになっていました。しかし、濡れ衣をかぶらされてしまいます。
そして「ロジャーという男に力を貸したことを誇りに思っていると発言し死刑にされました。
ポートガス・D・ルージュ(エースの母)
ポートガス・D・ルージュは、エースの母親でゴール・D・ロジャーの妻です。
ポートガス・D・ルージュの死亡原因は、出産が関係していました。世界政府がロジャーの関係者狩りをしていたため、胎児のエースを出産せず胎内に20ヶ月間も宿していました。ルージュは世界政府に見つからないように隠れて出産をしましたが、その後死亡してしまいました。
ドンキホーテ・ロシナンテ(ローの恩人、ドフラミンゴの実弟)
ドンキホーテ・ロシナンテ(通称コラソン)は、ドンキホーテ海賊団幹部で、ドフラミンゴの実弟です。実態は海軍から派遣された潜入調査員でした。
コラソンは白鉛病であるローを治そうとして、オペオペの実を盗みローに食わせたことで、元々医学と精通していたローは白鉛病を治すことができました。しかし裏切りがドフラミンゴにばれて処刑されてしまいました。
スカーレット(レベッカの母)
スカーレットは、レベッカの母親でドレスローザ国王の娘です。
お腹が空いたというレベッカのために食料を買いに街へ行ったところ、ドフラミンゴの部下・デディアマンテにあとをつけられ銃殺されました。
サッチ(元白ひげ海賊団四番隊隊長)
サッチは元白ひげ海賊団の4番隊隊長でリーゼントにした髪型が特徴の男性です。
ある日サッチは悪魔の実を見つけますが、それは黒ひげがずっと欲しがっていた「ヤミヤミの実」でした。黒ひげことティーチはサッチを殺害して逃亡してしまいました。
これが発端となって、白ひげ海賊団の崩壊は始まったと言えます。
ヴィンスモーク・ソラ(サンジの母)
ヴィンスモーク・ソラは、サンジの母親でありヴィンスモーク・ジャッジの妻です。
夫であるジャッジの計画(感情を持たない子供を作る計画)に反対し、自らの命を縮め兼ねない程の劇薬を服用します。その結果、次第に衰弱し死亡してしまいます。
マザーカルメル(ビッグ・マムの育ての親)
マザーカルメルは、幼少期のビッグ・マムの育ての親でエルバフで孤児院を開いていたシスターです。
ビッグ・マムことシャーロット・リンリンの誕生日の日に、恐らくビッグ・マムに生きたまま食べられ死亡しました。
ビッグ・マムは今でも事実に気が付かないので、どこに行ってしまったのかと思っています。
光月トキ(モモの助の母親)
光月トキは、モモの助の母親でトキトキの実の能力者です。
百獣海賊団との戦いでおでん城を火の海にされてしまったので、その能力を使いモモの助、錦えもん、カン十郎、お菊、雷ぞうの五人を20年後の未来に飛ばしその後死亡したとされています。
光月おでん(ワノ国元大名、モモの助の父親、元白ひげ海賊団2番隊隊長、元ロジャー海賊団)
光月おでんは、モモの助の父親であり、ワノ国の元大名で海賊としても名高く白ひげ海賊団2番隊隊長を務めた後、ロジャー海賊団と航海をし、最後の島ラフテルにたどり着いた人物です。
ワノ国将軍オロチと百獣海賊団のカイドウの悪だくみによって、家臣である赤鞘九人男達を守るため釜茹の刑に1時間耐えきることが条件で死刑を免れたおでんですが、クズなオロチにより銃刑に変わり射殺されて死亡します。