新海誠監督の代表作ともいえるアニメ映画『君の名は。』が本日の10月28日21時から『金曜ロードショー』(日本テレビ系)にてノーカットで放送されます。
2016年公開のこの作品は映画も挿入歌も大ヒットしましたね。
そこでこの記事では、『君の名は。』映画のあらすじや解説などの映画情報、感想、挿入歌などの曲の情報・キャスト・スタッフなどについてご紹介します。
映画『君の名は。』ってどんな話?
東京の都心に暮らす男子高校生と、山深い田舎町に暮らす女子高生が夢の中で入れ替わる恋と奇跡の物語です。
舞台は、千年ぶりの“彗星”の来訪を控えた日本で、彗星が物語の鍵を握ります。週2,3回のペースで起こる“入れ替わり”に、初めは躊躇するふたりですが、喧嘩をしながらも次第に心を通わせ、状況を乗り越えていきます。しかし、ある日を境に連絡が途切れてしまうことで、物語が大きく動き出し…
といった感じでストーリーが展開していきます。
『君の名は。』映画のあらすじ
ある日、東京に住む男子高校生・立花瀧は、朝起きると岐阜県の田舎町に住む女子高生・宮水三葉になっていました。
時を同じくして、宮水三葉は立花瀧になっていました。
はじめは、リアルな夢だと思い、楽しみながら1日を過ごしていたふたり。
しかし、週に2,3回のペースでリアルな夢を見ること、そして周囲の反応から次第に夢ではなく、現実である=入れ替わっていると気が付きます。
そこから、メモを通して互いにルールを決め、コミュニケーションを取りながら過ごしていきますが、突然、三葉との連絡が途切れてしまいます。
三葉に直接会いに行こうとする瀧ですが、辿り着いた先には思いもよらぬ真実が待ち受けています。
『君の名は。』映画の解説!
「君の名は。」は、2016年8月に全国東宝系にて公開されたアニメーション映画です。
公開からわずか28日間で動員774万人、興行収入100億円を突破しました。最終興行収入は250.3億円を記録し、日本の歴代興行収入ランキング5位を記録しています。(2022年10月現在)
人気は日本国内だけにとどまらず、アジア圏やヨーロッパ圏においても爆発的な人気を博しました。
国内では、「聖地巡礼」として、物語の舞台となった岐阜県を訪れる観光客が増えたのも記憶に新しいです。
当作品は「秒速5センチメートル」や「言の葉の庭」など、数々の作品を世に送り出してきた新海誠が監督・脚本を務めています。
映画『君の名は。』のみどころはどんなところ?
見どころはなんといっても映像の美しさです。
瀧と三葉が暮らす都会と田舎町の対照的な風景や物語の核ともいえる彗星、キャラクターたちに降り注ぐ優しい日の光など、どれも繊細かつ美しい色彩で表現されています。
特に、物語のクライマックスとなる二人が出会うシーンは圧巻です。
そして、映像だけでなく声優陣も忘れてはなりません。
子役時代からドラマや映画で活躍を続けてきた俳優の神木隆之介さんと、女優・歌手として活躍する上白石萌音さんが主演を務めています。
そのほか、市原悦子さんや長澤まさみさん、成田凌さんなど、声だけの出演ではもったいないと思えるほど、豪華な顔ぶれがそろっているのも注目です。
『君の名は。』映画の感想
ストーリーはもちろんのこと、映像と音楽も非常に満足度が高い作品のひとつです。
音楽を手掛けたRADWIMPSさんは、制作初期から映画に携わってきたこともり、映像と音楽のリンクが素晴らしく、まるでプロモーションビデオを見ているかのようなマッチングです。
音楽を聴けば映像が目に浮かび、映像を見れば音楽が頭に浮かぶため、記憶に残りやすい映画です。
『君の名は。』映画の主題歌・OP/ED曲
映画『君の名は。』の主題歌のオープニングやエンディング曲など4曲をご紹介します。
『君の名は。』の曲を担当しているのは、4人組ロックバンドである「RADWIMPS(読み方:ラッド ウィンプス)」です。
新海誠 監督の美しい映像美と、RADWIMPSによる多種多様な音楽性がマッチし、完全なるアニメと音楽のコラボ作品となりました。
『夢灯籠』(OP):RADWIMPS
こちらの曲『夢灯籠』が、オープニング曲となっています。
主題歌の『夢灯籠』は、最初は静かに始まり途中のサビの部分から力強い曲となっています。
『前前前世 』:RADWIMPS
立花瀧と宮水みつはの身体が入れ替わったシーンで使われる曲、『前前前世』です。
「前前前世」は、映画を見ていない人でも知っている曲となるほど有名で人気の曲となりました。
『スパークル 』:RADWIMPS
この『スパークル』は、山頂で立花瀧と宮水みつはがお互いの名前を手に書こうとするシーンで流れてくる曲です。
『スパークル』は、主題歌の中でも透明感のある曲で女性アーティストがカバーしていたりして、女性が歌いやすい曲になっています。
『なんでもないや』(ED):RADWIMPS
『なんでもないや』は、エンディングで流れる曲です。
あれから時は流れ日常生活を送っていますが、ある時お互いにすれ違うシーンで流れて来ます。
『君の名は。』映画の登場人物・キャスト
『君の名は。』映画の登場人物・キャストのご紹介をします。
立花瀧:神木隆之介
宮水三葉:上白石萌音
奥寺ミキ:長澤まさみ
宮水一葉:市原悦子
勅使河原克彦:成田凌
名取早耶香:悠木碧
藤井司:島﨑信長
高木真太:石川界人
宮水四葉:谷花音
『君の名は。』映画のスタッフ
『君の名は。』映画のスタッフのご紹介をします。
監督・脚本・原作:新海誠
作画監督:安藤雅司
キャラクターデザイン:田中将賀
音楽:RADWIMPS
製作:川村元気、武井克弘、伊藤耕一郎、市川南、川口典孝、大竹圭二
製作総指揮:古澤佳寛
『君の名は。』映画のあらすじ・感想・曲・キャスト・スタッフなど!のまとめ
今回は、映画『君の名は。』のあらすじや解説などの映画情報、感想、挿入歌などの曲の情報・キャスト・スタッフなどについてご紹介しました。
『金曜ロードショー』(日本テレビ系)にて本編ノーカット30分拡大版で放送なので、楽しんでいきましょう。