スパイファミリーのトニトおばさんは何巻に登場?怖すぎる理由等について考察!

スパイファミリーのトニトおばさんが何者なのか、怖すぎる理由について等に興味がある人は多いのではないでしょうか?

イーデン校に登場し、読者に鮮烈な印象を与えたトニトおばさん。

この記事では、スパイファミリーのトニトおばさんとは何者なのか?何巻の何話に登場したのか?トニトおばさんが怖すぎる理由について解説していきます。

スパイファミリーのトニトおばさんとは?何巻に登場?

スパイファミリーのトニトおばさんとは、何者なのでしょうか?

まずはトニトおばさんについて簡単に解説します。

トニトおばさんと言うあだ名は通称で、本名はドナ・シュナークと言う老婦人です。

スパイファミリーのトニトおばさんは、何巻の何話に登場?

スパイファミリーのトニトおばさんは、何巻の何話に登場したのでしょうか?

スパイファミリーの9巻61話に登場しました。

イーデン校の風紀委員を務めていて、9巻61話に登場するまでの間は病気で入院していましたが、9巻61話で復帰して早々に生徒達を恐怖のどん底に叩き込んだのです。

スパイファミリーのトニトおばさん:怖い理由①

次はトニトおばさんが怖い理由について解説します。

トニトおばさんが怖いとされている理由はチェックが厳しすぎる事。

風紀委員であるので厳しいのは当然の事かと思いますが、余りにも厳しいです。

もし風紀を乱した場合は、雷(トニト)を与えられてしまいます。

トニトはイーデン校に通う生徒が成績不振になったり、問題行動をしたりしたら与えられる不名誉なもの。

しかも8つ集まってしまえば、どんな理由があろうと退学処分が下されます。

そんなトニトを風紀を乱した理由で与える事で多くの生徒を退学処分へと追い込んだので、多くの生徒達から恐怖の対象として見られているのです。

スパイファミリーのトニトおばさん:怖い理由②

そしてトニトおばさんはチェックが厳しいだけじゃなく、チェックが細かいのも怖がられている理由です。

ここではそんな細かい一例を説明していこうと思います。

1つ目は目の前の服装が乱れた生徒達が口が悪かったり、未遂とはいえ暴力行為をしようとした理由でトニトを与えていた事です。

その生徒達の前にタバコを吸っていた生徒に関しては明らかに風紀違反なので当然の処分。

しかし、服装の乱れや暴力未遂はトニトものであるものの、口が悪かっただけの理由でもトニトを与えるのは些かどうかと思います。

2つ目はアーニャ達のクラスの持ち物チェックの時です。

お菓子やトランプを持参した生徒達にトニトを与えるも、これらは学校に必要ないので当然の事。

しかし、ハンカチを持参してない生徒にもトニトを与えたので、明らかに細かいです。

ハンカチの持参は個人の自由なので、どう考えても持参しなかった理由でも与えるのはおかしいと思います。

なので、細かくチェックし過ぎている気がするのです。

スパイファミリーのトニトおばさん:トニトを渡しまくる理由を考察

次はトニトおばさんがトニトを渡しまくる理由を考察していこうと思います。

アーニャはトニトおばさんの心の声を読んだ際、誰でもいいから罰したいと言っているのに気づき、暴君だと感じていました。

しかもダミアンにアーニャがハンカチを渡してくれたおかげで難を逃れたのを察し、トニトを与えようとしましたがアーニャの機転で阻止された事にも舌打ちしていたのです。

この事からもしかしたら私情も含まれている可能性があります。

トニトおばさんは昔優秀な生徒がハンカチを持参しなかったせいで、お手洗いで洗って濡らした手をズボンで拭いた際に漏らしたんじゃないかと揶揄われて退学し、やがて犯罪者になったと語っていました。

これは事実だったとしても、正直お世辞にも壮大に語りすぎな気もするのです。

なので漏らした疑惑で退学した生徒はもしかしたら学生時代のトニトおばさんの話なのでしょう。

濡れた手をスカートで拭いた事でいじめられたんじゃないでしょうか。

その事がトラウマになって、私情を込めてトニトを与えていい気分になっているんじゃないかと思います。

本当にそうだとしたら、完全に許せませんし、暴君と言われても仕方ないですね。

もしくは学生当時は悪い生徒達ばかりだったので、そう言う生徒を増やさないためにしているんじゃないかとも思います。

学校とは学びに来ているところであり、遊んでいい場所ではありません。

煙草を吸ってもいけませんし、お菓子やトランプを持ってきてもいいわけではないのです。

これらの事が原因で悪の道へと進んでしまう可能性だってあります。

ただでさえイーデン校がある東人民共和国は西国との戦争でボロボロになり、何とか復興しようとしているものの、悪党が多く出ている状態になっているのです。

実際、作中では多くの悪者が平和を脅かそうとしていたので、お世辞にも治安が良いわけではありません。

そう言う生徒を世に出してしまってはイーデン校の名に傷が残ってしまうのでそれを阻止するため、細かい悪事でもトニトを与えられるんだと言う警告をするために、厳しくしているのだと思います。

他には学生運動を阻止する狙いもあるんじゃないでしょうか。

そもそもスパイファミリーは1960年から1970年のヨーロッパが舞台とされています。

この頃は日本やアメリカを始めとした国々で学生運動が行われている時期であり、ヨーロッパでもそういう事が起こっていました。

学生運動は現在に社会に不満を抱いている学生達による社会的・政治的な運動の事。

この運動に参加してしまえば、軍隊や警察官に鎮圧されてしまったら学生の身で逮捕される可能性もあり、学生生活を棒に振る事になってしまいます。

学生の身で犯罪者になったら、後々の人生に悪影響を与える結果となるのです。

そうなってしまったら、激しい後悔に襲われる事になるので、それを阻止するために厳しくした可能性があります。

ただあれだけ強烈な印象を残した事から、再登場もあり得ると思いますのでその時に明らかになるんじゃないでしょうか。

他にも今の東人民共和国の状況から、ちゃんとした教育をする事で真人間にしようとしているのだと思います。

10巻64話でヘンリーはアーニャにトニトおばさんは学校生活に慣れが生じ、緊張感が薄れていた生徒達の引き締めのためにトニトを与えたと述べていました。

社会に出ても恥ずかしくない身だしなみや姿勢を身に着けさせるために、あんな真似をしたでしょう。

更にはイーデン校そのものを正そうとしていた可能性もあります。

イーデン校では親がOBであるかどうかや、寮生と通学生の間で対立や不仲があり、イジメを生んでいるとされているのです。

あくまで噂ではありますが、もしそうなら学校の品位を下げてしまうので見逃そうと思わずに、正そうとするために細かい事でもトニトを配っているのでしょう。

スパイファミリーのトニトおばさん:まとめ

スパイファミリーのトニトおばさんが何者なのか、怖い理由については以上です。

1話しか登場していなかったものの、強烈な印象を読者に与えました。

再登場の時が楽しみですね。

タイトルとURLをコピーしました