【チェンソーマン】四騎士とは何?誰なのか?

「チェンソーマン」は藤本タツキ先生原作の人気漫画です。漫画では1部が終了し、今は「ジャンプ+」にて第2部が連載されています。

そしてその2部始まって間もなく、「戦争の悪魔」が登場し、「黙示録の四騎士」に注目が集まっています。

今回は、そんな人気漫画「チェンソーマン」の作中に出てくる四騎士とは何なのか、そして誰なのか?について考察していきます。

【チェンソーマン】ヨハネの黙示録の四騎士とは?

「チェンソーマン」原作の中で「ヨハネの黙示録の四騎士」という言葉として登場したわけではなく、これは新約聖書の『ヨハネの黙示録』の中に出てくる予言の中に出てくる4人の四騎士、つまり子羊(キリスト)が解く七つの封印の、最初の四つを解いた時に現れる現象を示唆しているのではないかと考察されています。

その出来事は、四つの騎士に例えられています。

・第一の騎士は、白い馬に乗り、手には弓、頭には冠を被っています。支配(勝利の上の勝利)を得る役目を担います。

・第二の騎士は、赤い馬に乗り、大剣を持っています。戦争を引き起こす役目を担います。

・第三の騎士は、黒い馬に乗り、食料を制限するための天秤を持っています。飢餓をもたらす役目を担っています。

・第四の騎士は、蒼ざめた馬に乗り、傍らに黄泉(ハデス)を引き連れています。疫病や獣を用いて人々にをもたらす役目を担っています。

そして、その4騎士には地上の人間を殺害する権限が与えられていると言われています。

【チェンソーマン】の四騎士とは?

漫画「チェンソーマン」の中に出てくる四騎士にあたるのは、チェンソーマンの宿敵として存在する4人の強力な悪魔のことでしょう。

1部の作中のマキマの発言によって4人の騎士の存在が示唆され、
第2部の戦争の悪魔が登場することにより、ますます「ヨハネの黙示録の四騎士」と「チェンソーマンの四騎士」との関連性が高まってきました。

第一の騎士とは、支配を得る役目を担っているので=支配の悪魔

第二の騎士とは、戦争を引き起こす役目を担っているので=戦争の悪魔

第三の騎士とは、飢餓をもたらす役目を担っているので=飢餓の悪魔

第四の騎士とは、疫病や獣を用いて人々に死をもたらす役目を担っているので=死の悪魔

【チェンソーマン】の四騎士は誰?

「チェンソーマン」の四騎士とは誰なのでしょうか?

支配の悪魔は誰?

「チェンソーマン」における支配の悪魔は、マキマさんです。

マキマさんの外見は、きれいで色っぽさを持つ美人の女性で多くの男性を引き付ける魅力の持ち主です。実際デンジもアキ君もマキマさんのことが好きでした。しかし内面は恐ろしい支配の悪魔でした。

マキマさんの能力は、自分より下の存在だと思った者たちを支配することです。

実際にマキマさんは、「死・戦争・飢餓」のことを「この世にはなくなったほうが幸せになれるもの」として表していました。

マキマさんの計画は、チェンソーマンに「死」「戦争」「飢餓」の悪魔を食べさせ、この世から「死」「戦争」「飢餓」を無くそうと考えていたようです。

そのほかに、マキマさんは指をピストルに見立て「バン!」というだけで相手を撃ったり、遠く離れた相手でも捻り潰すことが出来る能力があります。これらの力は、ヨハネの黙示録の第一の騎士が持っている「弓」に値する能力(武器)と考えられます。

そして、第一の騎士の「冠」にあたるものとして、銃の悪魔との戦いの時に頭の上に輪っかが浮かんでいたので、おそらく冠の象徴でったのでしょう。

戦争の悪魔は誰?

「チェンソーマン」第2部では戦争の悪魔が登場してきます。

第二の騎士である戦争の悪魔は、肉体は三鷹アサで、名前はヨルと言います。

第2部のメインキャラクターである三鷹アサの体を乗っ取った悪魔です。

戦争の悪魔は、三鷹アサの体を乗っ取る前は目のギョロギョロしたフクロウのような姿をしていました。アサの体を乗っ取り登場してくる時はアサの顔に傷あとが浮かび上がってきます。

この戦争の悪魔もチェンソーマンを狙っていて、彼から「核兵器の悪魔」を吐き出させようと企んでいます。(昔チェンソーマンが倒しているので第2部のチェンソーマンの世界では核兵器は存在していないことになっている)

戦争の悪魔(ヨル)の能力は、自分のものと思ったものを武器に変えてしまう能力があり、三鷹アサに好意を抱いていた、田中先生を「田中脊髄剣」という武器に変えてしまいました。

第三の騎士=飢餓の悪魔はだれ?

第三の騎士である飢餓の悪魔は、ヨル(戦争の悪魔)の姉だと名乗り自らを「キガちゃん」と呼んで欲しいと言っている謎の少女です。

特徴はマキマさんやヨルと同じで、なぜか目の瞳がぐるぐるの模様になっています。

デンジたちの高校の「デビルハンター部」に所属していて、今のところ細かい正体や能力については明らかになっていません。

漫画「チェンソーマン」113話では、本人の口から飢餓の悪魔であることが明かされました。

第四の騎士=死の悪魔はだれ?

第四の騎士である死の悪魔はまだ本編の中には未登場です。

死の悪魔は「闇の悪魔」のように圧倒的な恐怖の悪魔の存在のような気がします。人間が最も恐れる死への恐怖があるからです。

【チェンソーマン】四騎士とは何、誰なのか?のまとめ

今回は、そんな人気漫画「チェンソーマン」の作中に出てくる四騎士とは何なのか、そして誰なのか?について考察してきました。

四騎士とは、聖書に出てくるヨハネの黙示録の四騎士を示唆し、チェンソーマンの中の四騎士とは、

第一の騎士=支配の悪魔(=マキマ)
第二の騎士=戦争の悪魔(三鷹アサ)
第三の騎士=飢餓の悪魔(キガ)
第四の騎士=死の悪魔(未登場)

となっています。第四の騎士つまり死の悪魔の正体はまだ明らかになっていません。ですが、マキマさんさえすでに倒されてしまっているので、最強の悪魔なのではないでしょうか?

今後どうなるのか、これからも引き続き「チェンソーマン」を見守っていきたいと思います。

 

 

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