スパイファミリーの時代背景や時代設定が何時なのかご存じですか?
今回はアニメで人気を博し、今年に劇場版も公開される事になっているスパイファミリーの時代背景や時代設定について解説していこうと思います。
スパイファミリーの時代背景は冷戦後のヨーロッパだとされていますが、それが本当なのかどうか気になる人は多いのではないでしょうか。
この記事では、作中の情報からスパイファミリーの時代背景が冷戦後のヨーロッパなのかどうかや時代設定はいつなのかを解説しますね!
スパイファミリーの時代背景や時代設定はいつ?
#スパイファミリー #SPYxFamily
なるほど時代背景は冷戦下か。やはり東が共産、西が資本か?となると欧州全体が分割され、その形態はベルリンが飛び地にならなかった世界線のドイツというわけか。ならばアーニャの名前がロシア風味なのも頷ける。 pic.twitter.com/ysyJIrkOLS— Siroc (@SirocPocky) June 21, 2022
スパイファミリーの時代背景や時代設定はいつなのでしょうか?
スパイファミリーの時代背景や時代設定は、結論から言いますと1960年から1970年ごろのドイツとイギリスを想定しているようです
なぜ1960年から1970年ごろと言えるのか理由を解説します。
1960年から1970年ごろと言えるのは、第6巻の表紙裏にある作者の遠藤達哉先生が大体それくらいだと言っているからです。
また、作中でも鉄のカーテン、終戦と言う言葉が出てきています。
鉄のカーテンは、当時のイギリスの首相のチャーチルが当時のソ連やソ連に連なる国々を批判した言葉です。
ソ連や関係している国々をそのように批判していると言う事は、鉄のカーテンは西ドイツと東ドイツに分断されたベルリンの壁を示しています。
ベルリンの壁とはドイツ分断の象徴であり、かつ東西冷戦の象徴でもあり、1961年に造られました。
なので時代設定と矛盾していません。
そして終戦とは鉄のカーテンと言う言葉が出ていると言う事から、第二次世界大戦が終戦したと言う事です。
第二次世界大戦が終わったのは1945年なので、作中では終戦から十数年後と書かれている事からも、時代背景と矛盾していません。
この事からも1960年から1970年ごろのドイツとイギリス(想定)だと言う事は間違いないでしょう。
スパイファミリーの時代背景の舞台はドイツ?
#スパイファミリー #SPY_FAMILY
スパイファミリー1話見た。面白かった。1話に登場する機関車が印象的だった。フランクフルト中央駅のプラットフォームに、レベル級機関車(定かではない)が入線しているのは今はもう見れなかったはず
時代背景:'60~'70らしい。 pic.twitter.com/NQQvQsxs8y— Siroc (@SirocPocky) June 20, 2022
次はスパイファミリーの時代背景がドイツだと言う根拠を解説。
遠藤先生は架空の国だと評するも、作中にはドイツの要素が沢山出てきます。
それは第1巻の最初に出てきた地図です。
地図をよく見てみると、まだ2つの国に分けられていた頃のドイツの地図と似ています。
そしてロイド達が住んでいる家は東にあり、地域名はベルリンの英語をローマ字読みしたものとなっているため、同時に舞台のモデルも昔のドイツだと言う事になるのです。
実際作中では、東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)という国があり、恐らく東国(オスタニア)は東ドイツ、西国(ウェスタリス)は西ドイツを意味している可能性が高いです。
他にも…
・ロイドが本作の重要な任務であるオペレーション梟(ストリクス)の依頼を受け取った場所がフランクフルト駅
・ロイドとアーニャが一緒に行ったオペラハウスがバイエルン国立歌劇場
・オペレーション梟(ストリクス)の標的で、ラスボスであろう国家統一党総裁・ドノバン・デスモンドのモデルがアドルフ・ヒトラーの可能性
・ヒロインのヨルの弟であるユーリが所属している秘密警察が国家保安省とドイツ親衛隊:SSをモデルにしている事や旗が旧ドイツの国旗に似ている事
・アーニャのイーデン校入学祝いにやって来た城はニューストン城ですが、周りの風景からノイシュヴァンシュタイン城に瓜二つである事
・ヨルが振舞ったシチューが南ドイツの食べ物
・スパイファミリーの通貨の単位のダルク、ペントが旧ドイツの単位の名前を弄ったもの
・ヨルが使う電話が東ドイツのもの
・ロイド達が引っ越しの際に使用した車が東ドイツの愛用された車
と言った感じにドイツの要素があります。
こうして見ると、ドイツの要素がかなりある感じですね。
スパイファミリーの時代背景の舞台はイギリス?
SPY×FAMILY聖地?(10)
ロイドが所属するWISE本部の建物は、ロンドンにあるイギリスの秘密情報部MI6のビルがモデルになっています。
007のロケ地としても知られています🕵️♂️#スパイファミリー #SPY_FAMILY #SPYxFamily #聖地巡礼 #舞台探訪 pic.twitter.com/YoWnysKip2
— Daily Otaku Life (@DailyOtakuLife) May 22, 2022
次はスパイファミリーの時代背景がイギリスだと言う根拠を解説。
ドイツと同じようにイギリスの要素が作中には沢山。
それは主人公のロイドの名前はイギリス由来だからです。
遠藤先生もロイドの名前はイギリス、人気、名前と言う3つのキーワードを入力してつけたとはっきり言っています。
ただロイドと言う名前は偽物の名前なので、恐らく本当の名前がイギリス由来だと言う事なのでしょう。
他には…
・ロイドが所属している組織のワイズの本拠地がスパイ映画の007の本部ビルがモデル
・アーニャの被検体番号やスパイアニメの主役がボンドマン、犬にボンドと言う名前を付けた事から007をオマージュ
・イーデン校の教師であるヘンリーは紅茶を嗜んでいる事や口調がブリリアントである事
・アーニャが通うイーデン校のモデルはイギリスのイートン・カレッジで、男子のみと言うシステム以外は殆ど同じ
・公用語が殆ど英語
と言ったようにイギリスの要素もあり、ドイツに比べれば数は劣ってしまうもののそれなりにあると言った感じですね。
アニメ、「SPY×FAMILY」を観始めました📺
父はスパイ、母は殺し屋、娘は超能力者という奇妙な3人家族が繰り広げる家族物語です🕶️🗡️✨
物語も面白いのですが、イギリス風の建物や風景が綺麗でついつい見入ってしまいます。
まだ、3話までしか見ていないですが、次回が楽しみです😆#スパイファミリー pic.twitter.com/C37G6X7xYq— なんたら@MENヘラ😄♀️投資家(チームひよのんNo.4) (@nantalakabu) April 27, 2022
スパイファミリーの時代背景は?時代設定はいつ?のまとめ
今回は、作中の情報からスパイファミリーの時代背景が冷戦後のヨーロッパなのかどうかや時代設定はいつなのかを解説してきました。
本当に細かい感じでドイツやイギリスの要素が描かれている事には驚きでしたね。
もしかしたら、上記の2つの国だけじゃなく他の国の要素も描かれているかもしれませんね。